11/1の備忘録
私の体は筒と袋でできている
それを切ったり縫ったり押したり縛ったりする
産後の体は不快感の嵐
痛いとこばかり。
産卵後の鮭
でてきた子どもと接するのは母が一番遅いのではないか説
隣でボロボロの状態
涙とか感動とかそんなじゃ表せない
涙もろい自分でも泣かない。
ストーリーは排除された、生殖の行為、という気分で清々しい。
でてきた赤子を見る瞬間って、感極まって、ようこそこの世界に!的なことを思って迎えるんだと思ってた。
全然違った。
冷静。自分の体の感覚の方が先。
でたーすっきりー。お腹スカスカ。
あ、顔。青紫。酸素足りてる?だいじょぶ?
てな感じ。
声出すのは気持ちいい。
いきみ逃しが辛い。
体が筒だとしたら、中から押し広げられる感じ。
リラックスグッズとかそんな余裕ない。
父ちゃんばあちゃん力を貸して見守ってて的なおセンチも介入する隙間なし。
男性の腕力助かる。
夫の性格に本当に感謝する。
いつもなんとなく頭の片隅にいる、自分を客観視する自分が全く出番なし。存在が消える。きっとこれが本能。
子どもは愛おしい。
自分から出てきたからより一層、という感覚は今の所ない。
ただ存在が愛おしい。
なにしても可愛い。