10/30の備忘録
予定日+2日。
まだ陣痛はなし。
予定日から一週間経っても陣痛が来なければ、
入院して誘発剤を使うことになるので、
来週金曜〜土曜には確実に産まれてくることになる。
ということは、昨日今日が夫婦二人だけで過ごす最後の週末。
(厳密には最後じゃないと思うけど、これからしばらくはない、という意味で)
去年の春に父が亡くなって、
夏に一緒に住もうという話になって、
秋にお互いの家族と挨拶して、
冬に一緒に暮らし始めて入籍して・・・
今年の結婚記念日は3人家族でお祝いだ。
まさか結婚して1年経たずに子どもが産まれているとは思っていなかった。
妊娠してからのことをつらつらと思い返してみると、ややのろけのようだが、
人生を共に歩む・家庭を一緒に作るパートナーに本当に恵まれたと思う。
夫のこんなところが良いなぁ、という点。
・好奇心旺盛な人で、未知を楽しむというのが基本的なスタンス。
→妊娠・出産は、ともすれば女性側だけが当事者になりやすいイベントとも言えるが、全くそんなことがなかった。また、私自身も体・生活の変化やお産本番に対して、不安よりも楽しさを多く感じられたのは彼のおかげ。
・個だったり自立性を重んじるところ
→幼い子どもが犠牲になる事件のニュースを目にして「子どもがこんなことになったら私生きていけるだろうか」というようなことを言った私に、「万が一、うちの子が事故なり何なりで不幸な目に遭ってしまったとして。その子の人生がどうか、という事と君が君の人生を生きるということはまた別の話。子どもに先立たれた=自分が生きていても意味がない、ではない」というようなことをとても冷静に語っていた。
親子であってもそれぞれ別の人生、と改めて腹落ちした。
・説明好き。するのもされるのも。
→妊婦検診には一度もついてこなかったけど(ついてきたところで結果は変わらないので、私自身付き添いはいらない主義)、検診結果や母子の状況については細かいところまで説明を求める。説明することで、私も一度聞いた医師の話への理解度が深まったし、毎回もやもやする点を残さないよう問診の時に臆さず質問できる姿勢になった。
・ちょっとドライ。現実的というか。
・自分や私の両親のことも含めて家族を大事にする。
→だから当然子どもも好きだし、産まれてくる子どもへの責任感もある。
(当たり前のことだけど、これが感じられない人が多いのも事実なのであえて)
・優しい。表面的な優しさというよりも、厳しさも含めて。
他にもいろいろだけど後で加筆しよう。
友達だった頃からなぜか漠然と、
この人の人生を見届けたい、と思っていた。それがどういう関係性の上であっても。
その思いが叶うかどこまで叶うかはわからないけれど、少なくとも今、自分の側に彼がいることに、幸福を感じている。